関数(とその他の数学とコンピュータに関する予備知識) 入門 逆関数、可逆、逆写像、全単射、恒等写像
行列プログラマー (Philip N. Klein(著)、松田 晃一(翻訳)、弓林 司(翻訳)、脇本 佑紀(翻訳)、中田 洋(翻訳)、齋藤 大吾(翻訳)、オライリー・ジャパン)の0章(関数(とその他の数学とコンピュータに関する予備知識))、0.8(問題)、逆関数の問題0.8.4、0.8.5の解答を求めてみる。
問題 0.8.4
可逆。
で、 VからVへの写像 g を
とおけば、
となりgはfの逆写像なので、問題の関数は可逆である。
問題0.8.5
可逆ではない。全射ではないから。
終域から値域に含まれない要素を削除すれば可逆となる。