グラフの基礎 グラフの連結性 連結グラフ 連結関係、同値関係、反射律、対称律、推移律
情報系のための離散数学 (猪股 俊光 (著)、南野 謙一 (著)、共立出版)の第7章(グラフの基礎)、7.2(グラフの連結性)、7.2.2(連結グラフ)、問7.8の解答を求めてみる。
グラフの 任意の頂点uに対して、uとuは連結している。
よって、 反射律が成り立つ。
グラつの任意の頂点u、 v に対して、
ならば、 uとvの間に道が存在するので
よって対称律が成り立つ。
グラフの任意の頂点u、v、 w に対して、
ならば、 u から v への道、 v からwへの道が存在するので、2つの道をつなげれば、u から vv への道に なる。
よって、
すなわち推移律が成り立つ。
ゆえに、連結関係は同値関係である。
(証明終)